事前に準備!月60時間超の残業対策
令和5年4月から
月60時間超の時間外労働(残業)の法定割増賃金率が
50%になります
●何が変わるの?
残業が月60時間超えると、残業代がさらに増えます
例えば・・・時給換算額1,000円の方が月70時間の時間外労働をした場合
(法定休日労働及び深夜労働は含まないものとします。)
*R5.3月まで : 時間外労働に対する賃金(残業代)
- (1000×25) × 70 時間 = 87,500円の残業代
*R5.4月から : 時間外労働に対する賃金(残業代)
・(1000×1.25)×60時間 + (1000×1.5)×10時間=90,000円の残業代
⇒長時間労働になった場合、残業コストが増加します!
⇒残業代が増加すれば、法定福利費の増加も見込まれます!
●何をすればいい?
✔まずは、自社の残業時間がどれくらいあるのかをチェック!
●もし、月の残業60時間を超える従業員がいれば、
✔ 無駄な残業がないか、残業のやり方は適正か検討しましょう!
✔ 業務効率化ができないか検討しましょう!
✔ 代替休暇を導入するかを検討しましょう!
残業の見直しは適正な労働時間管理が基本。
労働時間管理は手間ではなく、コスト抑制のための第一歩となりますよ!