もうすぐ期限!高年齢者・障害者雇用状況報告の提出(7月15日締切)
令和7年も早いもので折り返しを迎えました。この時期、企業の皆様にとって忘れてはならない重要な手続きが「高年齢者・障害者雇用状況等報告」(通称:ロクイチ報告)です。この報告は、雇用対策法及び障害者雇用促進法に基づき、一定の企業に対して毎年義務付けられているものです。対象企業には、労働局より調査票が届いていますよ!
本年の提出期限は令和7年7月15日(火)までとなっており、該当する事業主様は期日までの提出が必要です。
🔗厚生労働省ホームページ:令和7年高年齢者・障碍者雇用状況等報告の提出について
対象となる事業主様
常時雇用する労働者が20人以上の事業主は、「高年齢者雇用状況報告書」の提出が必要です。
企業全体の常時雇用する労働者が40人以上の事業主は、「障害者雇用状況報告書」の提出が必要です。
これらの報告は、企業における雇用の実態を把握し、高年齢者や障害者の雇用促進政策の基礎資料となるものです。不提出や虚偽の報告には罰則が科される可能性もあるため、注意が必要です。
オンライン提出が便利です
厚生労働省の「e-Gov」や「電子申請・届出システム」を活用することで、オンラインでの提出も可能です。特に最近は、業務効率化の観点からも電子申請を活用される企業様が増えており、当事務所でも積極的にサポートしています。
ご準備はお早めに
報告には、雇用者数・年齢構成・障害の有無等、複数の情報が求められます。企業によっては収集に時間がかかる場合もあるため、早めの準備をおすすめします。とくに複数の事業所を抱える企業様は、事業所ごとの集計にもご注意ください。